現状課題と都市計画
ゼロカーボン
ゼロカーボンの視点に基づいた、
10のアクションを公開しています。
目指すべき理想のすがた
2050年の主役=若者がつくる循環型社会
そのために必要なこと
まちぐるみでの取り組み/若者の活躍・人材誘致/実践の場づくり
ゼロカーボン
10のアクション
アクション 01
まちの電力会社、官民連携で設立
- 必要なこと
- まちぐるみでの取り組み。
- 課題
- 電気の地産地消・地域経済循環。
施策・行動
- 太陽光や木質バイオマスなど、町内で再生可能エネルギーによって生み出された電気を町内で消費できるように。
- 発電から小売まで担う電力会社を都農町・民間の官民連携で設立。
- 町内では消費しきれない、余った電気は町外に売電して、外貨獲得にも貢献する。
アクション 02
ゼロカーボンの取り組みを世界に発信!WEBメディア
- 必要なこと
- まちぐるみでの取り組み。
- 課題
- 発信不足。
施策・行動
- 都農町でのゼロカーボンに向けた取り組みをまとめたWEBメディアを立ち上げ。
- 今取り組んでいること、これから、これまでの取り組みが全てわかるポータルサイトに。
- 見える化システムとも連携して、町内での取り組みがリアルタイムに町外でもわかるように。
アクション 03
みんなのがんばりが目で見てわかる!見える化システム
- 必要なこと
- まちぐるみでの取り組み。
- 課題
- 成果の見える化・モチベーションの維持。
施策・行動
- 節電もゴミの分別も、ゼロカーボンに向けた取り組みは続けなければ、成果につながらない。
- タブレット・スマホから、自宅の電気使用量、自分の地区のゴミの量や分別状況がわかるシステムを導入。
- どんなことをすれば成果につながるのか、手元でわかるように、一人ひとりが試せるように。
- 上手くいっている時には、褒めあって、取り組み続け、もっと色んな取り組みにつなげる糧に。
アクション 04
2050年の最大当事者による提案・議論、U-18議会
- 必要なこと
- 若者の活躍・人材誘致。
- 課題
- 若者の発言の場がない。
施策・行動
- 温室効果ガス排出実質ゼロを目指す2050年を現役世代として生きるのは、今の若者たち。
- 最大当事者である若者たちが、ゼロカーボンの取り組みを議論し、町・町民に対して提案できる専門の議会を設置。
- 若者たちが議論しやすいよう、議会に参加できるのは、18歳以下に限定。
- 町でゼロカーボンに関する取り組みを行う場合は、彼らの意見を必ず聞く仕組みを整え、若者たちの意見が必ず反映されるようにする。
アクション 05
U-18議会への架け橋、小中学生選抜チーム
- 必要なこと
- 若者の活躍・人材誘致。
- 課題
- 若者の発言の場がない。
施策・行動
- U-18議会よりもさらに若く、ゼロカーボンへの関心の高い小中学生による選抜チーム。
- U-18議会よりも、より純粋な眼で今後取り組んでいくべきアクションプランをU-18議会に対して提言。
- 選抜チームのメンバーから、ほかの小中学生たちに議論の輪を広げ、親世代への影響力も大きい子どもたちから、町民全体での議論・アクションの機運を高める。
アクション 06
スタートアップ集結!サーキュラーピッチつの
- 必要なこと
- 若者の活躍・人材誘致。
- 課題
- 人材誘致。
施策・行動
- 全国から集まったふるさと納税の寄付金と、町内外の投資家から集めた資金で、サーキュラービジネスに投資するファンドを設立。
- まちのゼロカーボン達成、人材育成のために投資する。
- WEBメディアとして知られる、”社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン”「IDEASFOR GOOD」と提携し、サーキュラーピッチのPR、審査員の招へいを行う。
- 受賞者は都農町にオフィスをおいてビジネスを展開。地元人材の採用で、人材育成にも貢献してもらう。
アクション 07
新たな事業チャンスを探るサーキュラーエコノミー勉強会
- 必要なこと
- 若者の活躍・人材誘致。
- 課題
- 人材誘致・人材育成。
施策・行動
- サーキュラーエコノミーの取り組みを中心に、ビジネスにつながる世界の動き・流れを学ぶ勉強会を定期的に開催。
- 町内商工業者有志、サーキュラーピッチで移住してきた起業家が一緒に学び、ビジネスアイデアをアウトプットする。
- 勉強会での議論、ビジネスアイデアを元に、次回以降のサーキュラーピッチのテーマや要項を決める。
- 都農町にサーキュラーエコノミーに取り組む人や資金が集まり続けるための作戦会議の場に。
アクション 08
ゼロカーボンへの貢献を体感できるカフェ&ベーカリー
- 必要なこと
- 実践の場づくり。
- 課題
- ゼロカーボンの認知と理解。
施策・行動
- 持続可能な農業をつくるために、まずは食を変えることから。
- 美味しく身体にやさしい素材を使ったカフェと、天然酵母を使ったベーカリーをオープン。
- カフェでは、食材はもちろん、食器や備品も環境に配慮したものをセレクト。
- カフェで使うものは購入できるようにして、日常生活にも取り入れられるように。
アクション 09
ものを大切に使い続けるリペア&ものづくり工房
- 必要なこと
- 実践の場づくり。
- 課題
- 大量消費社会からの脱却・子ども学びの場づくり。
施策・行動
- 部品だけ交換すれば使い続けられるものでも、メーカーに修理に出すには輸送コストもかかり、結局、丸ごと交換・買い替えで消費を増やしてしまう結果になりがち。
- 気軽に立ち寄り直してくれるリペアショップを開設、故障した時はもちろん、故障しないためのメンテナンスでものを大切に、⾧く使い続けられるように。
- ショップに隣接して、子どもたちがものづくりを楽しめる工房を設置。小さい頃からものづくりの楽しさに触れ、ものを大切にする感性、ものは直せる感覚を身につける。
アクション 10
起業家と大学生・小中高生が日常的に交流できるオフィス
- 必要なこと
- 実践の場づくり。
- 課題
- 企業誘致・人材誘致。
施策・行動
- サーキュラーエコノミーにおけるビジネスアイデアを持つベンチャー人材の集まるコワーキングオフィスを開設。
- 日常的に情報交換、協業しながら、いち早くビジネスチャンスを掴むために手を組み競い合える場に。