現状課題と都市計画
観光
観光の視点に基づいた、
10のアクションを公開しています。
目指すべき理想のすがた
町の魅力を再発見し、新しい観光のあり方を再定義
そのために必要なこと
滞在時間の延⾧/町の誇り・自然の活用/情報発信・ツアープログラム
観光
10のアクション
アクション 01
心おきなくワインを楽しめる日向灘ビューホテル
- 必要なこと
- 滞在時間の延⾧。
- 課題
- 都農らしい宿泊施設がない・ワイナリーの滞在時間が短い・ワイン以外の安定収益不足。
施策・行動
- 都農ワイナリーの敷地内に、新たにワイン愛好家のためのホテルを新設。地元の人にも愛用される都農の食材を活用した農園レストランやスパ&サウナを併設。
- 低層で、コンパクトなホテル。デザインとセンスに満ちた空間で、日向灘や星空を楽しみながら、帰りの時間を気にせずに都農ワインを満喫できる。
- ワインスクール受講生やソムリエに対しては、醸造家自らワインスクールを開講、何よりも敷地内のブドウ畑で農業体験をしながら、ワインのテロワールを学べる。
アクション 02
都農の味覚を満喫、ワイナリー直営レストラン
- 必要なこと
- 滞在時間の延⾧。
- 課題
- 観光コンテンツになる美味しいレストランが少ない。
施策・行動
- 都農ワイナリーの敷地内に、ワインとマリアージュが絶妙な本格的なレストランを開設。
- 「農の都・都農町」が誇る野菜や果物、宮崎牛や鶏肉、シーフードを使った料理を楽しめるレストラン。
- 敷地内にはホテルやスパ&サウナが併設されており、朝から夜まで、存分に都農ワイナリーの世界観に浸ってもらう。
アクション 03
家族みんなで楽しめて心も体も癒すスパ&サウナ
- 必要なこと
- 滞在時間の延⾧。
- 課題
- 都農町で体験できるアクティビティや観光情報がない。
施策・行動
- マッサージ効果のあるジャグジーや仰向けに横たわりながら⾧時間の入浴と都農町の景色が楽しめるスパ。
- 本格フィンランド式サウナでリフレッシュ。アロマオイルを含んだロウリュは、心を癒すカラーセラピー効果により、心身ともにリラックスできる。
- 尾鈴山登山や周遊観光の後に、体の疲れを癒やすためにふらっと立ち寄れるスパ&サウナ。
アクション 04
豊かな自然を満喫、尾鈴山周遊コース
- 必要なこと
- 町の誇り・自然の活用。
- 課題
- 都農町を代表する尾鈴山コンテンツが活かしきれていない。
施策・行動
- 尾鈴山は都農町の西側で南北に延びる自然豊かな山で、見どころは尾鈴山瀑布群。
- 日本の滝100選にも選ばれている「矢研の滝」など、大小30以上もある滝は見応えがある。
- 珍しい草花も多数存在し、登山家料理人と行くツアーでは道中に採れた山菜を使った料理を頂上で楽しめるなど登山を通して都農町の自然を満喫できるコンテンツが盛りだくさん。
アクション 05
都農の自然を満喫できる尾鈴キャンプ場
- 必要なこと
- 町の誇り・自然の活用。
- 課題
- 都農町の自然を満喫できるコンテンツが少ない。
施策・行動
- キャンプ場には5棟のバンガローがあり、貸し出しテントや、山小屋に宿泊も出来、家族で楽しめる施設を完備している。
- 近くには尾鈴山瀑布群の「矢研の滝」があり、ハイキングに最適。尾鈴山瀑布群は30余りの滝の総称で、もう少し足をのばせば、たくさんの滝を見ることができる。
アクション 06
マインドフルネスに最適、神々しい滝巡りツアー
- 必要なこと
- 町の誇り・自然の活用。
- 課題
- 都農町が誇る滝を活かした観光コンテンツが少ない。
施策・行動
- 神武天皇が矢を研いだ伝説をもつ日本の滝100選「矢研の滝」。
- 歴史好きなインバウンドを含めた観光客にとっては、興味の尽きない神話を持つ都農町。最近ではインバウンドにも人気のある山伏体験や滝行、滝ヨガなどのスピリチュアルな体験ができる。
- 滝とヨガはマインドフルネス、瞑想との組み合わせも最適な環境。
アクション 07
家族で楽しめる釣りアクティビティ
- 必要なこと
- 町の誇り・自然の活用。
- 課題
- 都農町の自然資源を活かしたアクティビティが少ない。
施策・行動
- キスやアジが釣れる都農漁港(通称:浜)。
- 地元の漁師さんから都農町で採れるお魚レクチャーや、初心者でも安心、手ぶらで気軽に参加できる地元穴場釣りツアー。
- 釣ったあとは都農流の料理方法で海の幸を思う存分堪能できる。
アクション 08
レンタサイクルと都農のアクティビティ情報拠点
- 必要なこと
- 情報発信・ツアープログラム。
- 課題
- 都農町で体験できるアクティビティや観光情報がない。
施策・行動
- 海に山、滝と豊かな自然に囲まれた都農町では、体験できるアクティビティーに溢れるが、特に町外からの来訪客にとってはどこで何ができるか、情報収集手段がない。
- 新たにアウトドアメーカーとも提携し、観光交流センターとアクティビティーセンターを併設して開設。
- 観光交流センターでは、都農ワイナリーから道の駅、都農神社などの観光拠点、食、買物情報を、アクティビティーセンターではオリジナルのツアーを紹介。尾鈴山の登山やキャンプ、オフロードバイクからレンタサイクル、海でのカヌーやサーフィンなど幅広いサービス・商品を提供。
アクション 09
「デジタル・フレンドリー」体験ツアー
- 必要なこと
- 情報発信・ツアープログラム。
- 課題
- コンテンツ不足の解消。
施策・行動
- グッドデザイン賞を受賞したデジタル・フレンドリーについて、全国の自治体から関心を寄せて頂いている。
- 44自治会のデジタル講習会「dサロン」や、文明での「ヘルプデスク」では、実際に高齢者との交流もできるため参加者の満足度は高くなる。
- ECサイトをはじめ、その後のコンテンツの更新状況など、たえずリアルな情報提供ができるため、継続性のあるツアーとして企画できる。
- オプションプログラムとして、町⾧や役場、つの未来財団からのレクチャーや交流会も企画、結果的に、都農町のことを知ってもらい、都農ワインや道の駅への誘導にもつながる。
アクション 10
「ゼロカーボン」学びの修学旅行
- 必要なこと
- 情報発信・ツアープログラム。
- 課題
- コンテンツ不足の解消。
施策・行動
- ゼロカーボンタウン宣言をした都農町だから、できるツアー。
- 廃校になった都農高校を拠点に、町外の修学旅行を誘致、ゼロカーボン×廃校活用で、事業や業態の企画をするワークショップを中心に実施。
- 全国の中学校、高校においては修学旅行にSDGsや地方創生など教育的要素を入れることが増えてきており、その受け入れができる自治体がまだまだ少ない。
- 現在進行形で進む都農町のゼロカーボンの歩みをリアルタイムに中高生たちと地元の小中学生も参加して議論していくことで、町内外ともに学びを得られる。
- 都農高校跡地内に中高生がゼロカーボンを学べて議論できるラボ、合宿所ができれば、本格的・継続的な受け入れも可能に。